無理難題の仕事を頼まれたらどうするのか?
他人から、無理難題の仕事を頼まれたらどうするのか?
無理難題だからと断るのか。
この問いに、作曲家の坂本龍一氏は次のように答える。
「普通、人間は自分で自分に無理難題を出すことはない。・・・・・
けれど、他人はやるんです。・・・・・
でも、そういう人と仕事をすることが自分の限界を広げる重要な機会になってくる。」
無理難題の仕事が、自分の限界を広げるチャンスだと捉えるのである。
だから、問いに対する答えはつぎのようになる。
「幸運なことに思いもつかない仕事をやれと言われたら、
まず自分をそこに投げ込むことです。」
無理難題は、自分で考えている限界を超える面がある。
ところが、坂本氏は、経験から、無理難題を自分の限界を超えるチャンスと捉える。
その捉え方から、無理難題に自分を投げ込むことを勧めるのである。
それによって、自分の知らない現在の自分の限界を超える自分の才能に出会う。
人間が考える合理性は、自分の現状の限界を前提とする。
ところが、自分の現状考える限界は限界ではないのである。
そのことを知るには、限界を超えていることに入っていくしかない。
「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」だからである。
坂本龍一氏の無理難題を前向きに捉える発想が、現在の名声につながっている。
この話しは、4月26日付朝日新聞の「朝日求人」の欄に掲載されていた。
なかなか、いい話である。
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コメント
鳥飼先生はじめまして、関西のローに通う山田と申します。
将来は先生のようなタックスローヤーを目指しているのですが、選択科目である租税法は勉強してて楽しい反面、弁護士資格のためだけに刑法などの関連がない科目を勉強することに苦痛を感じています。行政関係はいいとして、せめて民法、会社法を必須知識と思って興味を持って勉強したいのですが、実際のところはどうなのでしょうか?タックスローヤーにとって税法と同様に必須知識なのでしょうか?よろしくお願いします。
投稿: 山田 | 2009年4月28日 (火) 07時11分
山田様
コメント、ありがとうございます。
ロースクールに通われているようですね。
タックスロイヤーを志望されるとは嬉しい限りです。
民法、会社法、刑法は税法と関連があります。
特に、民法等私法を活用することは、タックスロイヤー
では、必須のことです。
税務訴訟で勝訴するにも、民法等の活用が極めて重要です。
その理由を述べるには紙面が足りないのですが、
今後の税務では、民法等法律部分が重要性が高くなります。
弁護士の税務に関する役割は大きくなると確信しております。
大いに勉強してください。
投稿: 鳥飼重和 | 2009年4月28日 (火) 15時26分