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2008年12月16日 (火)

夢の貯金箱

昨日、とても、嬉しい贈り物をいただいた。

2人の知人から、共同で、貯金箱を贈ってくれたのである。

「賽銭箱」と書いてある木製の貯金箱である。

           

その中に、「ご縁がありますように」との想いからだろう、2枚の5円玉が入っている。

毎日、その賽銭箱に賽銭を入れて、私にお祈りの機会を作ってくれたようだ。

私が毎日、いろいろなところで、祈りの機会を作っているのを知っているからだ。

          

確かに、私は、祈り好きである。

朝起きたら、書斎の机に座るが、そこで、つかの間の祈りの時間をもっている。

朝、一仕事が終わった後、朝風呂前に、祈りの時間をもっている。

リビングで、3箇所、神棚、両親の写真の前、もう1ヶ所で、祈っている。

               

私にとって、祈りとは、感謝に尽きる。

いろいろなことに感謝の言葉を添えて、祈っている次第である。

かならずしも、感謝の言葉を口に出すことはしない。

それでも、感謝の祈りをしていると、不思議に心が満たされる感覚がある。

           

このような私の日常に、もう1つ、賽銭箱の貯金箱で祈る機会が増える。

感謝する機会が増えることは嬉しいことであるから、ありがたい贈り物である。

早速、今日から、賽銭箱の前で、感謝することになるだろう。

             

この賽銭箱の貯金箱を見て、ふと、頭に浮かんだことがある。

賽銭箱という貯金箱に入れるのは、賽銭というお金だけではないな、と。

夢を、賽銭箱に入れることがあってもいいな、と考えたわけである。

むしろ、夢に賽銭を添えて賽銭箱に入れる、という発想である。

               

もともと、夢という思いが先にあり、それを感謝の祈りで包む。

これが人間らしい祈り方である。

ただ、賽銭を賽銭箱に入れること自体に目的があるわけではないからだ。

夢に感謝することが祈りの中心だから、夢に賽銭を添える方が良いように思える。

                

親の思いを子供達等に言葉で伝えるのが遺言書である。

その言葉に添えて、ついでに財産をつけるのが、私の考える本来の遺言書である。

それと同じ発想で、感謝の言葉に添えて賽銭を入れるのが「祈り」である。

         

賽銭箱の貯金箱を見ながら、「夢の貯金箱」という言葉が浮かんだのである。

息子への遺言書である「鳥飼日記」を息子に贈った余韻によるのかもしれない。

「鳥飼日記」の一貫した内容は、まさに「夢の貯金箱」だからである。

                           

毎日、貯金箱に賽銭を入れながら、夢を貯金する。

その夢の貯金が蓄積すると、夢の実現という大きな利息が貰えそうだ。

「夢の貯金箱」をもてるのが、人間の特権なのである。

                                       

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コメント

はじめまして、にったんと申します。

先生の「遺言書」に関するコメントを読んで思い出しました。

事業承継、相続とは・・・「思い=意思」を後世へ伝えるものであり、

ついでに「財産」を遺す・・・。

過日97歳で他界した祖父が、日々口にしていた言葉、

「人間は皆々神の借り物や、何と思うて使うているやら」

人間にとって思いのままになるのは、「心」だけであるという真意と

ともに・・・。

ともに天理教の教えの一部ではありますが、僕の心には

深く刻み込まれております。

これは僕にとって非常に尊い「相続」であったと思います。

投稿: にったん | 2008年12月17日 (水) 00時57分

 にったんさん

  コメント、ありがとうございます。
 97歳まで生きられた御祖父様の言われた言葉は、
 的を射ていると思います。
 「人間は皆々神の借り物や」という言葉です。

 自分が神から借り物をしていると考えると、
 借りている事への感謝の気持ちも出るでしょうし、
 借りている物を大切に使う気にもなるでしょう。

 さらに、何で、借り物ができたのかを考え、
 そこから、自分の生まれてきたことについての
 必然性、使命、ということにたどり着けます。

 素晴らしい言葉を相続されたと思います。

投稿: 鳥飼重和 | 2008年12月17日 (水) 08時37分

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