テーマある人生のために何が必要か
「やる気をなくさない限り失敗はありえない。
自分の内部から生ずる敗北以外に敗北は存在せず、
われわれが生まれつき持っている心の弱さ以外には、
越えられない障害など存在しない。」
「ガルシアへの手紙」の著者であるエルバート・ハバードの言葉である。
(ドロシー・カーネギー編「カーネギー名言集」創元社・昭和52年版)
「ガルシアへの手紙」は、1913年までに、4000万部売れた本だという。
ときどき、名言集などを読むとよい。
元気をもらえるし、そのときどきの生きるヒントももらえる。
今、並行して、来年の春までに、5冊の本を書くことになっている。
そのうち、2冊は、インタビューを受けて、それをまとめた本にする予定である。
過去のことについてインタビューを受けると、過去を思い出しながら話す。
現在と未来ばかり考えて生きている日常からすると、非日常的情景である。
過去を思い出しながら話を進めると、どうして現在があるかが分かる瞬間がある。
一種の過去が原因となり、現在の結果となるというの因果関係に気づくのである。
この因果の流れを感じると、人生における出来事は必然的である気がしてくる。
因果の流れを遡ると、なぜ、自分は人間として両親から生まれたのか、
この疑問に行き着くことになるが、最終的には一種の運命論になるように思われる。
自分の両親から生まれたことの必然性から、生まれた意義を感じることになる。
そこから、自分は、意味を持って生まれた存在なのだという自覚を持てる。
自分が生まれたことに意味があるとすれば、それは何なのか。
このことを考えることは、自分の人生に目的を探すことになる。
すなわち、自分が生まれた目的・使命は何なのか、を探す思索の旅である。
その答えは、自分で探すことである。
自分の人格を高める修行、それが人生の目的だ、と捉える人もいる。
喜怒哀楽こそ人生、それを素直に受け止めようという捉え方でもいい。
楽しむために生まれてきた、そのように人生の目的を設定するのでも良い。
織田信長のように、天下統一を人生の目的にするのも良い。
明治の青年達のように、日本を世界の列強にしようとする目的でも立派だ。
自分なりに社会に貢献することを人生の使命と考えるのも良い。
人生に目的・使命があることは、「テーマのある人生」を送るということである。
自分が決めたテーマによって、自分なりの人生の彩を創造するわけである。
テーマある人生では、テーマに沿って生きる限り失敗はない。
障害があって、それを乗り越えられないのも、テーマにおける彩となる。
この彩のある人生を青春というのである。
失敗と見えるものも、青春を彩る価値のあるものとなる。
心にテーマを持ち、その実現に向けて心の創造力を活用するのが人生。
テーマという焦点があれば、心の創造力は不可能を可能とする。
つまり、障害と見えた事を乗り越えることができるのである。
ハバードのいう、越えられない障害はないのである。
自分が生まれたのには意味がある。
そう考え始めるときから、真の人生の軌道に乗ることができるではないか。
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