不景気は人生を教えてくれるチャンス
早いもので、明日から師走である。
今年は、例年以上に、忙しい師走になりそうである。
現在、不景気が進行中であり、不景気になると、弁護士は忙しくなる傾向がある。
こういうときこそ、むしろ、元気を出して働きたいものである。
不景気は、悪い面ばかりではない。
不景気の時には、危機感をもつことができるメリットがある。
危機感があれば、「危」険ばかりでなく、「機」会と受け止めることもできるからである。
この点に関して、参考になる記事があった。
13ゲーム差をつけていた阪神が巨人に逆転優勝をさらわれた事に関する。
「なぜ負けたのか。
私には、大差をつけて心が緩んだとしか思えない。」
反対に、巨人が優勝を掴んだのは何故か。
「巨人が勢いに乗ったのも『一丸となってイケイケ、ドンドン』という気持ちを
作り出せたからではないか。」
以上のように述べているのは、伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長である。
11月29日付朝日新聞の「be on Saturday」の「負けてたまるか」に書いている。
的を射た分析のように思える。
さらに、丹羽会長は述べている。
「何事も心の持ち方、精神が大事なのだ。
自分に負けない強い心に鍛えなければいけない。」
不景気のときこそ、自分に負けない強い心を持ってもらいたい。
そのような心の持ち方ができる人は、不景気の時に実力が見えるものだ。
このような心の持ち方の人は、他の多くの人達と違っているからである。
不景気の時には、多くに人たちは、不景気を前に、心が下向きになる。
ところが、自分に負けない心を持っている人の心は上向きになっている。
心が上向きになっていると、他の人に見えない言動を取ることになる。
その言動が他の大勢の人と異なり、目立つ原因となる。
心の向きが上か下か、この差異が人生を決定的に異なるものとする。
幸福になるか否か、成功するか否か、これも心の向きが上か下かで決まる。
不景気の時は、その心の向きがはっきり見えやすいだけのことである。
そのことから、次のようにいえるだろう。
不景気の時ほど、どういう生き方が望ましいかを知るチャンスでもある。


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